理事長室

2020年師走

  • 2020.12.14
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 2020年も残りわずかになってきました。一年を振り返るテレビ番組が放映されると思うが、今年は色々あり過ぎて、わずか1年前の記憶がはるか遠くになってしまいました。思えば昨年は熊本にとっては震災からの復興を目標にしていた年でした。待望していた熊本城天守の再建、桜町再開発のオープン、ラクビーワールドカップ大会、女子ハンド世界大会に沸き立ち、確かな足掛かりを掴んでいました。そして翌年の東京オリンピックの開催を当然のように信じていたのですが・・・。今年の正月には武漢でコロナが発生しており、何か起こっている報道はされていましたが、まさか世界中で何千万人が罹患し、何十万人の死者が出て、全世界の経済活動が止まるような事態を誰も予想していませんでした。
 何とも不安で、不自由な生活から、いち早く脱したいと思う反面、全然変わらない部分もあります。人というものは不思議なもので、どんなことがあっても、何も食べないとお腹が空くし、朝まで起きていると自然に眠たくなります。周りの自然も同様に季節が巡ってきます。県庁のイチョウ並木も例年のように黄色く色づき散っていきました。コロナで何もかも世界が一変したようにも感じますが、外の風景はほとんど何も変わりません。変わっているのは我々の頭の中の世界であって、現実の生活はそれほど変わらず一日一日が刻まれています。異常な事態も長く続くと日常になります。熊本でも毎日感染者が出ていますが、交通事故数のニュースを聞くような気分で、感染者の数を聞くようになってきました。

 今日も一日マスクを付け、消毒液スプレーが見つければ、押すようになりました。いつものように家に帰って一番先に手洗いをします。お陰様でコロナに罹患しないで一日が終了しました。ひょっとして、コロナウィルスが体内に入ったものの、免疫システムが作動して食い止めてくれたのかもしれません。四六時中体温計で計測しますが、熱はありません。どこも痛くありません。ご飯もおいしく頂きました。お風呂にも入りました。ゆっくり寝れそうです。忘年会が少なくなって寂しい気持ちはありますが、それで二日酔いはしなくて済みますし、胃袋と財布には優しいのはありがたい。そんなに急いでGOTOに行かなくても、これはこれで十分幸せなことです。
 平穏だった一日に感謝し、頑張った自分の心と体に感謝しながら、一日を過ごせば、もうすぐ新年です。