起業家紹介

球磨焼酎の海外拡販とウィスキー等新業態での事業拡大支援

https://engroup-japan.com/

宮﨑 明理 様(En Group Limited 代表)

 活動地域:熊本市北区植木町

自己紹介・事業紹介

まず、私の人となりについてご紹介いたします。
私は幼少期からこれまでの人生の半数以上を海外(アジア圏、オセアニア圏)で生活してきました。そうした背景から、これまでボランティア活動、起業コンテスト、現地IT・貿易企業など様々な経験をしてきました。
私はこれまでの経験から、多くの文化、モノ、人と接することが好きです。自身のこうした特徴を活かし、私は「グローバル(世界)」と「ローカル(地方)」を直接結びつけ、新たな価値を創造することをミッションに国内-国外のビジネス関係者の橋渡しとして以下の事業を行います。
・プレミアムな日本製品の海外輸出・販売促進支援
・海外市場への製品・サービスのマーケティング支援
・見本市、商品説明会での商談・翻訳支援
上記の事業の取り組みの実例として、先日人吉・球磨地域の伝統産業である球磨焼酎「人吉」をタイ・台湾に輸出、現地バイヤーなど関係者と連携しテストマーケティングを実施しました。テストマーケティングの成果として、今後の商品改良や新規開発、販売戦略に活かせるような、海外からの反応や意見を直接獲得いたしました。

起業したきっかけ

最も大きな「きっかけ」は、まず自身のルーツとして、祖父母が青果卸売市場を起業、自身の両親も建設関係で起業している商売人の家系であったことです。 彼らの働き方、ライフスタイルを私は幼少期から近くで見ており、開業者として責任を持ってソリューションを発案、計画、実行する姿に強く憧れを抱き、このような「生き方」をしたいと思っておりました。
それと同時に、私は、人生の半数以上を海外で生活した経験があり、行く国々で多くの社会問題を目の当たりにしてきました。この経験から私は、自分ができること、自分らしいやり方で社会課題の解決に寄与する人になりたいという思いがありました。
このような自身のルーツ、これまでの経験を振り返り、自身の「生き方」、「働き方」について考えていた中で、熊本地震・水害が発生しました。私は、災害発生直後の人吉・球磨地域の光景をメディア越しで確認しました。そこで、報道されていたのが、災害による地域産業、経済への打撃でした。経済活動が十分に行われないことは、地域の労働人口の減少、伝統産業の廃業、街全体の活気と魅力度の低下に繋がります。私は、これまでの自身の経験・スキルを活かし、こうした地域の課題を「商売人」として解決したいと考え、開業いたしました。

今後の展望について

コロナの影響で、飲食・ホテルなど業界的な部分、国の規制など国際的な部分で最初の1年は難しい部分がありました。その一方で、他の国々では「ウィズコロナ」という言葉のもと、国としてコロナと共に経済活動を行う流れとなってきています。
私は、「グローバル」と「ローカル」を直接結びつけ、新たな価値を創造するというミッションを達成する為に、以下の内容を実現します。
・事業を通じて、高品質のものづくりを行う伝統産業(球磨焼酎など)の海外認知度を高める(主に東南アジア、オセアニアをはじめとする)ことで、過疎地域を含む地方都市のブランド力を向上させ、地域を活気づける。
・事業を通じて、地方と海外の有力なステークホルダー(バイヤー、卸・小売業者、イベント・広告会社、現地の観光協会など)を繋げ、日本の高品質なもの・サービスを海外で広範囲に普及させる。